1200年以上前、日本から遣唐使として中国・唐へ渡った若き天才僧侶・空海。 あるきっかけで知り合った白楽天という詩人との交流を深めていく中、世界最大の都・長安は、権力者が次々と奇妙な死を遂げるという、王朝を震撼させる怪事件に見舞われる。空海は、白楽天とともに一連の事件を探るうちに、約50年前に同じく唐に渡ったもう一人の日本人・阿倍仲麻呂の存在を知る。 仲麻呂が仕えた玄宗皇帝の時代、そこには国中を狂わせた絶世の美女、楊貴妃がいた。極楽の宴、妖猫の呪い、楊貴妃の真実、歴史を揺るがす巨大な「謎」――。 楊貴妃の命を案じた阿倍仲麻呂は何を知っていたのか…? 海を渡った若き天才僧侶・空海と、中国が生んだ稀代の詩人・白楽天。二人はやがて、歴史に隠された哀しき運命と対峙することとなる…。

1200多年前作为日本遣唐使渡海来到中国·大唐的天才青年僧侣·空海。在与偶然结识的诗人白乐天的深入交流中,见证了发生在世界最大的都城长安里的当权者渐次死去的震撼整个王朝的怪事。在空海与白乐天共同探索真相的途中,得知50年前同样渡海至大唐的日本人阿倍仲麻吕的存在。仲麻吕所任职的玄宗皇帝的时代,有一位倾世美女,杨贵妃。极乐之宴,妖猫的诅咒,杨贵妃的真相,动摇历史的巨大"谜团"——。关于杨贵妃的命运阿倍仲麻吕都知道什么……?渡海而来的天才僧侣空海与中国绝世诗人白乐天。二人最后揭开了历史背后隐藏的悲哀命运……。